プログラミング教室を開催しました

地域学習部

2025年8月25日(月)、一宮工科高校においてプログラミング教室(家庭学習部主催)を開催しました。この「プログラミング教室」は、「親子ものづくり教室」の復活第1段です。「親子ものづくり教室」は、平成23年4月、新たな「地域の絆づくり」のために始まりました。
一宮工科高校は、たくさんの技術者の卵を育て、トヨタ自動車に代表される、「ものづくりの県」愛知県を支えています。しかし、こういった素晴らしさは、地域の皆様にはあまり知られていないのです。時々、新聞に生徒さんが成績優勝で表彰された記事が載って、「あそうなんだ」と思うぐらいです。
そこで、いつもは学んでいる生徒さんが、先生となって知識や技術を大いに発揮して、「ものづくり」のこころを、次代を担う小学生に教えたら、高校の担っている役割の重要さが地域に認識され、子どもたちが「ものづくり」の基礎を学ぶことができ、さらに、高校の生徒さんも「教える」ということの研鑽になる。という、1石3鳥の効果があると、当時の校長先生と私の前任公民館長との間で、このような思いを共有し、始まりました。
しかし、令和元年まで9回実施されましたが、新型コロナウイルスにより中止となっていました。長い中断の間に校長先生も異動で交代、事業の存在自体が忘れられる怖れがあるため、昨年、副館長・家庭学習部長と一緒に、一宮工科高校を訪問し、再度今までの経過と事業の意義を説明し、復活をお願いしてきたのです。その努力が実を結び、今年7月の初旬に「プログラミング教室」という新しい形で実施したいとの連絡があり、復活したのです。
参加条件は小学生(3年生以上)。午前の部は11人(保護者9人)、午後の部は7人(保護者6人)。たっぷり3時間、まず、レゴブロックでモーター付き模型自動車を組み立て、次に、付属するプログラミングソフトを使って、動きを制御するプログラムを作成する方法を学びました。一宮工科高校IT工学科の生徒さんの手ほどきで、最後には皆ロボットを動かすことができました。(文責:公民館長)

 

 

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