女性学級「磨いて残そう!歯の健康」を開催しました

地域学習部女性学習部

12月1日(月)午後1時30分から、女性学習部主催の第5回女性学級「磨いて残そう歯の健康」を開催しました。
講師は、京都大学の医学博士が、今から90年前に設立した健康飲料メーカーに勤務する管理栄養士の「布山友美」さん。
歯を失う原因は、虫歯と歯周病の2つ。虫歯治療で神経を抜いた後の被せ物を「墓石」と呼ぶそうです。再び虫歯になるリスクは高く、結果的に歯を失う可能性が大。つまり、虫歯は痛くなったら手遅れ。
一方、歯周病の原因は歯垢(食べかす)で、これが硬くなると歯石。歯垢1グラムに住むばい菌は1,000億個。口の中の些細な傷から血管に雑菌が入ると全身へめぐって、色々な疾病(動脈硬化、糖尿病、リウマチ等)の原因となります。
次の7つの「セルフチェック」で1つでも該当すると歯周病予備軍だというショックな話。
「1.歯磨きをすると、歯ブラシに血が付く」「2.歯と歯の間に食べ物ががよく挟まる」「3.歯がぐらぐらしている」「4.歯が長くなったような気がする」「5.朝起きた時に口の中が粘つく」「6.歯が抜けたままのところがある」「7.口臭を指摘される」
スウェーデンでは80歳で21本の歯が残っているが、日本では15本。これは歯に対する意識の差。丁寧な歯磨きと、定期的に(3カ月に一度)歯科へ行きチェックしてもらうのが歯を長持ちさせる最適な方法と教えていただきました。(文責:公民館長)

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