盆踊り大会、4年ぶりの開催。令和5年度が始まった当時は、まだまだ社会情勢は不透明。でも、公民館の総会、部長会、公民館長会の場では、自分を鼓舞するためでもあり、ギリギリ限度まで前向きな言葉を発し続けました。その礎となった思いは、「公民館は社会教育の最後の砦」「4年間で希薄となった人の絆を、新型コロナウイルス前とは違った形も取り入れて復活させよう。」
2回の打ち合わせを経て決まった企画は、ほぼ4年前と同じ。変更点は、実施時間帯を18時30分から20時30分と30分早めたこと。もう1つは、南北に走る市道を公民館に面する部分のみ通行止(18時~21時)としたこと。この措置は、警備をお願いする消防団の車を通行止め区間に置くことができ、会場内のスペースを節約でき、また、送迎車の停車に起因する危険の予防、自転車で来場する住民の安全の向上に効果がありました。
さて、初日22日(土)8時から、公民館執行委員及び文化担当推進員により会場設営・準備。櫓(やぐら)の組み立ても委託ではない。中心となる魅力部担当の号令で、まずは資材の運び出し。詳細な組み立て設計図はない。部品に「い、ろ、は」の文字と「1,2,3」の数字が付いていて、これを見ながら組み立てていく。約1時間半で完成。並行して主に女性の執行委員により模擬店の準備。櫓の後は、提灯・笹飾りの取り付け。例年とほぼ同じ11時半ごろに終了できました。
この後、副館長・魅力部のメンバーと昼食を挟んで細部設営や打ち合わせを済ませて一旦帰宅したのは15時過ぎ。シャワーを浴びて、ちょっと昼寝。17時過ぎに、トレードマークのアロハを着て会場へ行きました。
まだ陽が高い18時前から子供たちが続々と集まってきました。18時から、浴衣で来場した子供たちへのプチプレゼント、続いて、春明太鼓の演奏。19時を過ぎると、会場内は隙間がないほどの人出となりました。自転車置き場も混乱なく、ピーク時には500台を越えました。とにかく、子どもたちのはじける笑顔と歓声。これが、開催責任者の自分には最も嬉しい。(文責:公民館長)
【公民館長の部屋 4】
地域学習部お知らせ活動報告