うなぎつかみ大会回想

地域学習部お知らせ
 一昨日、8日(日)は、千秋公民館の目玉事業である「うなぎつかみ大会」でした。天気は予想通り曇り。7時過ぎに会場の水田へ行き水加減を確認。田植えにはちょっと浅いかなと思えるくらい。あまり深くすると、うなぎをつかむ難易度が上がるのでこのままでいくことにしました。
 この「うなぎつかみ」について少し振り返ってみます。私は公民館長になる前、2年間だけ(平成13年~14年)執行委員の経験があります。2年目に、青少年学習部(現在の家庭学習部)の部長に推挙されました。その時、「青少年学級」形式だった事業を全面的に見直しました。3つの柱(親子で楽しむ、農業体験、スポーツ)を決め、親子=「うなぎつかみ大会」、農業=「10月、大根のすぐり体験」「12月、収穫・試食」、スポーツ=「ストラックアウト大会」としました。この年から、続いていますので今年で24回目です。
 さて、今年は、市長さんの希望もあって、朝から行事を梯子する中、時間を作って来ていただくことになりました。このため、例年より綿密なスケジュール、9時に公民館で事業開始の挨拶を済ませ、部長から説明を始める前に水田(徒歩5分)まで移動し、市長さん到着を待ちました。すると、予定より10分ほど早く(9:15)市長車が到着。しばらく、雑談しながら待つうちに、総勢約300人の親子集団が水田を取り囲みました。市長さんの挨拶と号令を合図に、ちびっこらが一斉に水田へ突入。次々とうなぎが捕まっていました。しばらく、応援をいただき、市長さんは次の場所へ行かれました。
 ちびっこ120人が泥んこで格闘しましたが、残り10匹ぐらいから捜索は難航。東西に1列に並んでうなぎを追い詰める「掃討作戦」を2往復実施。開始から約1時間後の10:30、1匹が水路から脱走したとの途中情報がありましたが、すでに公民館へ移送された数との突合の結果、すべてのうなぎが捕まったことが判明しました。捕獲率100%は多分初めてです。
1.市長さんの号令で、ちびっこらは一斉に水田へ突入。
2.うなぎつかみ前の水田。
3.当日の午後、田植えが済んでいました。この水田は約200㎡、白米換算で約80キロ(5キロ入り16袋)獲れます。
(文責:公民館長)

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