お盆明けの8月23日は「心安らぐマンドリン調べ」と題してマンドリンのコンサートが行われました。
皆さんはマンドリンという楽器をご存知ですか? 動画をどうぞ→ FullSizeRender
イチジクのような雫型の楽器です。大きさはウクレレと同じくらいですが、音は全く違うチェンバロのような、よく響く硬めのきれいな音がします。
弦は8弦。
写真のように2弦ずつ組になっています。
マンドリンは、トレモロ奏法と言って小刻みに弦を爪弾く奏法で演奏するのですが、この2弦を同時に弾く事でより滑らかな演奏となります。
こちらはマンドリンのピックです。ギターのピックよりもより鋭角になっています。
コンサートの演目は、
1.ディズニーファンタジー
2.マンドリン酒場の夜
3.バラ色のメヌエット
4.涙のトッカータ
5.涙そうそう
6.糸
7.知床旅情
8.瀬戸の花嫁
9.天城越え
10.日本のうたのメドレー「四季のうた」
アンコールは、高校三年生、栄冠は君に輝くの二曲の演奏でした。
ディズニーファンタジーは、チムチムチェリーやビビデバビデブー、イッツアスモールワールドなどのお馴染みの曲のメドレー。
日本のマンドリン演奏家作曲の「マンドリン酒場の夜」は明るいリズミカルな曲でした。三曲目四曲目はポールモーリアの名曲、五曲目の涙そうそうからは、聴いている皆さんもマスクをしたままハミングしたり、歌ったり。
あっという間の1時間半でした。
今回は、千秋公民館長が所属する“マンドリンアンサンブル四季”の皆さんの演奏でした。
マンドリンだけでなく、マンドラやマンドラチェロ(マンドリンと同じ形ながら一回りもニ回りも大きくマンドリンよりも低い音の出る楽器)や、ギターやコントラバスなどもある総勢20名を越える皆さんの豪華なコンサートでした。
大学のサークルのメンバーで、退職後誘い合ううちにメンバーが増え、当初5人ほどだったメンバーも20名を超えるほどの大人数になったそう。皆さん、心から楽しんでらっしゃって、暮らしに音楽がある豊かさってなんて素敵なんだろう、と感じました。
参加された方からも、「こんなに豪華なコンサートとは知らず、感動しました。良い時間を過ごさせていただきました」との声もいただきました。
無事に開催でき、皆さんに喜んでいただけて本当に良かったです。
(女性学習部 今井)