10月9日(水)、公民館女性部の社会見学が実施されました。空は、台風襲来前の快晴。参加者は33名で、そのうち男は私と副館長の2名のみ。もちろん、この他に男性運転手が1名。
視察場所は欲張りに3カ所。
1.ありがとうの里(七福醸造株式会社)
2.株式会社「おとうふ工房いしかわ」
3.抹茶ミュージアム(わくわく西条園)
さすが女性学習部の企画、台所に直結。キーワードは、「健康と食へのこだわり」。
まず、ありがとうの里。ここで製造される「白だし」は、ゆっくり丁寧に醸造した「白しょうゆ(原料、小麦:大豆=9:1)」に、「かつお節」「昆布」「椎茸」の「だし」を加えたもの。使用している小麦・大豆は、JAS有機認定の本物、塩は化学製造の塩化ナトリウムではなく海水から作った天日塩。それともう1つ重要なこと。社員一同が「感謝」の気持ちを持って作っていること。
2カ所目は、おとうふ工房いしかわ。買い物をしてから、お待ちかねの昼食。とうふ工房直営の「まめぞう」の料理は、「とうふづくし」でした。
昼食後、とうふ作り体験。プラ丼に「にがり」を入れておき、そこへ80℃の豆乳300ミリリットルを流し込み、間髪入れずにスプーンで5秒間円形にかき混ぜストップ。このまま置いておくと固まって豆腐になります。固まったら、もうひとつのプラ丼の上にザルをセット、その上にスプーンで豆腐を乗せて出来上がりです。参加者には、あらかじめ凍らせたペットボトルのお茶を入れたクーラーバッグが配布されており、その中に入れて持ち帰るという段取りとなっています。このあたりも、素晴らしい女性の知恵です。
3カ所目は、抹茶ミュージアム。ここは、とにかく建物が清潔に保たれています。完全予約制の工場見学は、人気が高くなかなか予約がとれないとのこと。35名と人数が多いので、2グループに分かれて見学しました。最後に、抹茶をご馳走になり、参加者全員大満足でした。(文責:公民館長)