一宮警察署から「防犯特報」が発行されました。
現在、愛知県内、一宮市内で警察官をかたる特殊詐欺の前兆電話が増加しています。
市内で実際に被害も多数発生しています。
犯行の主な手口は、遠方の都道府県警察(まれに愛知県警)を名乗る者から電話が入り、
・あなたに犯罪の容疑がかかっている
・携帯や口座が犯罪に使われている
・捜査のため警察に出頭して欲しい
などと言って、LINEなどのSNSに誘導、場合によっては、逮捕状や警察手帳の写真が送られてきます。
そして、被害者の不安な心境につけこみ「資金調達」や「優先捜査」の名目で金銭をだまし取るというものです。
これまでの特殊詐欺の犯行手口と大きく異なる点は、
・若い世代も多く被害に遭っている
・携帯電話に着信がある(多くが+1や+44などの国際電話を介して) ことです。
警察が、手帳や逮捕状の写真を送ってくること、金銭を求めてくることは絶対にありません。
一宮警察署「防犯特報3月号」をご覧いただき、ご自身の被害防止はもちろん、ご家族など周囲の方への被害防止のための啓発をお願いします。
また、昨年中から市の職員をかたる還付金詐欺の前兆電話、被害も多発しています。
こちらは、従来からの手口で、自宅の固定電話に架電があり、高齢者がターゲットになっています。
あわせて被害防止をお願いします。
不安を感じた場合には警察に相談しましょう。